株式会社インテグリティ・ヘルスケア(本社:東京都中央区、代表取締役会長:武藤 真祐、代表取締役社長:園田 愛、以下「インテグリティ・ヘルスケア」は、MOREHealth,Inc.®(本社:米国カリフォルニア州、代表取締役社長:ホープ・ルイス、以下「モアヘルス」)と共同出資し、医療渡航サービスを提供する子会社である「株式会社インターナショナル・ヘルスケア」(以下「インターナショナル・ヘルスケア」)を設立いたしました。
モアヘルスは2013年に創業されたシリコンバレーに本社を置くグローバルヘルステック企業です。中国の患者・医師とアメリカの主要な医療機関・医師を結ぶ医療情報プラットフォームを展開し、オンラインでのセカンドオピニオンや医療渡航のサービスを行っています。インターナショナル・ヘルスケアでは、モアヘルスの持つ情報プラットフォームや中国人患者・医師とのコネクションを活用し、日本の先進医療を中国の患者へお届けすべく、以下のサービスを提供して参ります。
1.医療渡航
日本の医療の特徴を中国に向けて発信し、日本への渡航を希望する中国人患者に対して、渡航サポート・医療通訳・翻訳・生活サポート等のサービスを提供します。受入判断時に患者の医療情報のサマリを日本語訳して医療機関に提供することで、医療機関が効率よく受入判断を行うことが可能です。
2.オンライン・コンサルテーション
各分野で高い専門性を持つ日本の医師が、中国人の患者や医師に対してテキストまたはテレビ会議形式で医療的なコンサルテーションを行います。患者情報はモアヘルスのセキュアな医療情報プラットフォーム上に集約されているため、効率的にオンラインでのコンサルテーションを行うことが可能です。
近年、日本の高水準な医療サービスを求めて医療渡航をする外国人患者が増加してきていますが、日本の医師・医療機関にとっては、患者の医療情報の不足や、紙などでの提供による取り扱いの非効率が大きな課題となっております。インターナショナル・ヘルスケアはこうした課題を医療ICTの力で解決することを目指し、日本の医療の国際貢献に微力ながら尽力して参ります。また、将来的にはインテグリティ・ヘルスケアが提供する「YaDoc(ヤードック)」の疾患管理システムを患者向けに提供することや、モアヘルスのネットワークを活用した海外の病院との協業を推進していく方針です。
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医療渡航サービスを提供する子会社設立に関するお知らせ
株式会社インターナショナル・ヘルスケア
https://itn-hc.com/