株式会社インテグリティ・ヘルスケアは、2019年11月11日に「臨床におけるePRO& RWD活用カンファレンス2019」を主催開催いたしました。11社の製薬企業等から50名以上の方にご参加をいただき、厚くお礼を申し上げますとともに、開催の報告をさせていただきます。
本カンファレンスは、製薬企業におけるRWEの創出というテーマに基づき、実際にデータ創出に携わっておられる3名の医師による基調講演、ならびに製薬企業と事業者(当社)、それぞれの観点から、臨床現場でのePRO、RWD活用について議論を深めるべく開催いたしました。
まずは、実際にYaDocを用いて患者の疾患モニタリングやエビデンス構築に携わっていらっしゃる3名の医師にご協力をいただき、見えてきた課題や有用性、今後この分野への期待について、基調講演をしていただきました。
「エビデンス構築としてのモニタリング
~術後の療養記録を共有することから見えてきたもの~」
小島史嗣氏
聖路加国際病院 呼吸器外科ロボット手術センター医長
「CATモニタリングを通じたCOPD患者の症状把握」
篠田雅宏氏
一般社団法人巨樹の会 東京品川病院 呼吸器内科部長
「退院後の心不全管理
~YaDocを用いたモニタリングを通じて~」
橋本法修氏
社会医療法人春回会 井上病院 総合内科
(オンライン講演)
さらに、製薬企業の立場からePROの研究活用事例の紹介や、当社からはYaDocを活用したePROソリューションの紹介をさせていただきました。
「ePROを用いたエビデンス創出(研究活用)事例」
松木大造氏
グラクソ・スミスクライン株式会社
開発本部バリューエビデンスアウトカムズ部
「YaDocを活用したRWE ePROソリューションのご紹介」
柳楽陽亮
株式会社インテグリティ・ヘルスケア
デジタルセラピー事業部企画グループ長
最後にパネルディスカッションと質疑応答を行い、盛況のうちに閉会いたしました。
写真左から、松木氏、篠田医師、小島医師、橋本医師(オンライン登壇)、武藤(当社代表取締役会長/モデレーター)
今後も当社では、RWE創出に向けて、疾患管理システムYaDocの活用やプラットフォームの提供を通じ、医療者の皆様、製薬企業様とともに、医療業界の一層の発展のため貢献してまいります。
※ RWD:Real World Data / RWE:Real World Evidence / ePRO:Electronic-Patient Reported Outcomes(電子的患者報告アウトカム)
【本件に関する問い合わせ先】
柳楽(なぎら)デジタルセラピー事業部企画グループ長
Email :fm-all@integrity-healthcare.co.jp
日比(ひび) 広報担当