株式会社インテグリティ・ヘルスケア(本社:東京都中央区、代表取締役会長:武藤 真祐、代表取締役社長:園田 愛、以下「インテグリティ・ヘルスケア」)は、健康経営支援ウェルビーイングサービス「SmaDoc(スマドック)」に健診結果の自動判定支援機能と健診結果や生活記録の共有管理機能を追加し、産業医と人事労務担当者の業務効率化を実現できる機能が整ったことをお知らせいたします。
■背景
人的資本経営の重要性が高まり、健康経営による従業員の健康施策に力を入れる企業が大企業だけでなく、中小企業の間でも増えています。中小企業においては、限られた人員や予算の制約がある中で健康経営に取り組む必要があるため、その対応に苦慮する労務担当者のお声をいただいてまいりました。限られたリソースの中でも健康経営を意欲的に推進したい中小企業をサポートするため、当社は「健診データの管理」の効率化と、従業員への「オンラインクリニックの利用による健康経営施策」に焦点を当て、シンプルかつ低コストで導入可能なサービスを構築し、SmaDoc(スマドック)として提供を開始しました。
■サービス提供の仕組み
スマドックの専用PHRアプリSmart One Health(スマートワンヘルス)を通じ、医療機関や医療支援サービス会社と連携し、健康経営に必要なサービスを提供しております。
▼スマドックのサービス全体像
■【新規追加機能1】健診結果の自動判定支援機能
健診管理のシステム等を導入していない企業の労務担当者にとって、紙で提出される健診結果から報告書を作成するのは工数を要する作業です。スマドックでは、利用者(従業員)が紙の健診結果をスマホカメラで撮影すると自動で数値入力されデータ化できることに加え、そのデータは労務担当者側の画面で管理することが可能です。また結果は人間ドック学会の基準を用いて自動で一次判定が表示されますので、産業医の作業も軽減されます。定期健康診断結果報告書作成に要する時間を大幅に削減することができます。
■【新規追加機能2】健診結果や生活記録の共有管理機能
PHR(パーソナルヘルスレコード)には、健診結果だけでなく、日々の体重や血圧などのバイタルデータ、また、歩数や食事記録や服薬記録などの生活記録のように様々な記録があります。データを共有する先によって、共有するデータをスマホアプリから自分自身で設定できる機能を追加しました。
例えば、所属企業には、健診結果のみを共有、保健指導会社には指導期間のみ日々のバイタルデータと食事記録を共有、日頃、自身の生活習慣病を診てもらっている医療機関には全てのデータを共有、というように自分自身で共有設定をコントロールできます。
個人の重要なデータですので、会社を退職後もご自身で安心してデータ管理できる仕組みを整えました。
■様々な要望に応えるスマドック
現在、以下のような企業様のニーズに応じております。
・全国チェーン網を持っているが、健診結果の管理が本社分しか整っていない
・産業医も含めて体制を見直したい
・健康経営に新たに取り組みたい
・健診結果管理はできているが、そのあとのフォローができていない
・福利厚生で全国の従業員に公平にオンラインでいつでも家族も受診可能なオンラインクリニックのプラットフォームを届けたい
・グループ企業全体で活用できるオンライン企業内診療所の開設と運用
など
■OEM提供とサービス事業者様との連携
Smart One HealthのアプリのOEM提供やスマドックのビジネスモデルのOEM提供など、様々な要望のご相談に応じております。企業内診療所の設立・運営や、新規事業としてヘルスケア事業立ち上げ支援やシステムの受託開発の実績もあります。
また、スマドックのプラットフォームを活用して健康支援サービスを提供されたいサービスプロバイダー様との連携も積極的に進めたいと考えておりますので、ご興味をお持ちいただけましたら、気軽にお問合せフォームよりご連絡ください。
■スマドック専用PHRアプリ「Smart One Health」について
「Smart One Health」は、PHR(パーソナルヘルスレコード)を効率よく効果的に管理するためのスマートフォンアプリ(iPhone,Android対応)です。「未病」「予防」「治療」全てのシーンにおいて、医療者等の専門家とデータを共有し、血圧、体重、血糖値などのバイタルデータだけでなく、お薬、食事、運動などのデータを入力することで、それぞれの関係性をグラフ・表形式で見える化し、より効果的な指導や自己管理に貢献します。(スマドック利用企業様でなくとも、個人での自己管理ツールとしての利用も可能です。)
【本件に対するお問合せ先】
株式会社インテグリティ・ヘルスケア
広報担当:pr@integrity-healthcare.co.jp