2022年5月17日、株式会社インテグリティ・ヘルスケアは「ePROとオンライン診療を活用したCOPD患者管理プログラムの事例紹介と展望」をテーマに報道機関関係者の方々に向けたWEBセミナーを実施いたしました。
ご協力いただきました皆さまに、改めて厚く御礼を申し上げます。
▲セミナー登壇者
本セミナーでは、ePROの活用事例について、先日グラクソ・スミスクライン株式会社より発表されました「GSK、慢性閉塞性肺疾患(COPD)増悪予防のための ePROプラットフォームを活用した日本人対象の臨床研究結果を発表」の内容に基づき、グラクソ・スミスクライン株式会社の松木様に「遠隔医療・ePROプラットフォームを利用したCOPD(慢性閉塞性肺疾患)アンメットニーズへの対策」という演題にて、ご講演いただきました。
当社からは、デジタルセラピー事業部グループ長の増崎より、「デジタル疾患管理ソリューションのご紹介」という演題にて、YaDocを活用したePROソリューションの紹介を行いました。
その後のパネルディスカッションでは、当社からは以下のような意見を述べております。
▼株式会社インテグリティ・ヘルスケア 代表取締役社長 園田のコメント
今回の事例では、デジタルを活用した症状モニタリングという新たな治療プロセス・治療手段に関する臨床現場の反応が科学的に示された、なおかつ、グローバルではなく国内のデータとしてお示しいただきました。本内容は、今後の地域医療でのデジタル、ePROの活用を後押しする画期的なものであると考えます。
昨今は、オンライン診療という形で医療におけるデジタルの活用がなされていますが、今後さらにePROを活かした治療手段として、デジタルが活用される未来を描けるよう、貢献していきたいと思います。
▼株式会社インテグリティ・ヘルスケア 代表取締役会長 武藤のコメント
構想を開始した2018年は黎明期であり、高年齢層を対象とする本研究について、多くの検討を重ねてきました。このたび、1年間という長い期間の研究を完遂でき、臨床医も驚くような結果になったと感じています。日本でこのような事例が出せたことを、ポジティブに捉えています。改めて、本研究の関係者の方々に感謝いたします。
今後は、広く実臨床上のePROを科学的に評価できるような研究を進めて参ります。
最後は、日本経済新聞社 編集委員 大林 尚様より、アンケート結果に対して示唆に富んだご質問をいただき、閉会いたしました。
今後も当社では、疾患管理システムYaDocの活用やプラットフォームの提供を通じ、医療者の皆様、製薬企業様とともに、医療業界の一層の発展のため貢献してまいります。
【本件に対するお問合せ先】
株式会社インテグリティ・ヘルスケア