株式会社インテグリティ・ヘルスケア(本社:東京都中央区、代表取締役会長:武藤 真祐、代表取締役社長:園田 愛、以下、インテグリティ・ヘルスケア)は、インテグリティ・ヘルスケアが企画・提供し、全国の1,900以上の医療機関で利用されるオンラインの疾患管理システム「YaDoc(ヤードック)」に関し、医療機関において新たにYaDocを導入する場合や、特定の疾患向け機能の利用を強化・推進する場合において、その利用をインテグリティ・ヘルスケアが支援する「臨床普及プログラム」を疾患ごと等に開発し、提供してまいります。
インテグリティ・ヘルスケアが提供するオンラインの疾患管理システム「YaDoc(ヤードック)」は、その有用性の高さを多くの先生にご期待いただいており、現在では、全国1,900以上の医療機関で導入されております。
一方で、たとえば、従来は院内にて紙面で運用されていた問診を、新たにオンラインに切り替えるにあたってのご負担・障壁も事業推進のさなかで多く頂いておりました。そこで「臨床普及プログラム」の提供によって、オンラインによる疾患管理との親和性が高い機能や、オンラインと従来の運用での切り替えのご負担が高いと思われる疾患領域を選定し、順次、インテグリティ・ヘルスケアにてプログラムの開発、医療機関へご提供を進めていく予定です。
この度の「臨床普及プログラム」の本格的な提供に先行し、COPD患者様を対象としたYaDocの問診機能(CAT™※)を導入する医療機関において、「CAT™版臨床普及プログラム」を先行実施しました。対象となる患者様の選出や、来院時の受付~回答~診察までの院内での流れの整備、患者様向けの新たなパンフレットの制作・提供など、臨床において、YaDocに搭載されたCAT™を導入・ご利用いただくための一連のプログラムを新規開発し、全国40の医療機関へ提供。結果、本年2月の開始後、3ヶ月間において、のべ1,000名の患者様がYaDocのCAT™にご回答され、その回答結果が主治医の先生の診察に利用されました。
※CAT™は「COPD Assessment Test」の略で、全8問の質問項目により、COPDの状態が患者の健康状態と日常生活にどのような影響を与えるかを評価する質問票です
詳細はこちらからご確認ください。
【PressRelease】YaDocを活用した疾患管理の導入を支援する、「臨床普及プログラム」を提供開始(20190524)