株式会社インテグリティ・ヘルスケア(本社:東京都中央区、代表取締役会長:武藤 真祐、代表取締役 社長:園田 愛、以下「インテグリティ・ヘルスケア」)は、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 医薬事業ユニット統括社長:ヤンシュテファン・シェルド、以下「日本ベーリンガーインゲルハイム」)と、膿疱性乾癬(のうほうせいかんせん/GPP)の専門ツールとして、患者さんと医師、そして患者さん同士のコミュニケーションを効率的にサポートするためのサービス「GPPひろば ~ 膿疱性乾癬の患者さんと繋がる ~」(以下、「GPPひろば™ 」アプリ)をリリースいたしました。
●「GPPひろば™」アプリ開発の背景と目的
膿疱性乾癬(GPP)は乾癬の一種です。広範囲に認められる紅斑と無菌性膿疱(うみを持った膿疱)といった皮膚症状だけでなく、高熱や倦怠感などの全身症状も伴う全身性炎症疾患です。乾癬の中でも有病率が1%程度*の希少疾患であり、指定難病に含まれています。
参考文献:山本俊幸 編. 乾癬・掌蹠膿疱症 病態の理解と治療最前線. 東京: 中山書店; 2020.
膿疱性乾癬(GPP)は、皮膚症状のみならず様々な全身症状も現れるため、症状の程度や経過を診察時に医師に正確に伝えることの難しさがあります。また、患者さんの数が少ない疾患であることから、症状のつらさを周りの人に理解してもらう、あるいは、同じような症状に悩む方と情報を共有する機会が少なく、孤独を抱えてしまうことがあります。
このような環境を改善するために、患者さん、医療者、それぞれの観点から患者さんと医師のコミュニケーションをサポートし、同じ疾患を抱える患者さん同士で繋がることのできるサービスとして「GPPひろば™」アプリをリリースいたしました。
●「GPPひろば™」アプリについて
「GPPひろば™」アプリは、膿疱性乾癬患者さんが抱える治療や日々の生活での悩みごと、さらには患者さんと医師間のコミュニケーションをサポートするツールです。患者さんにとっては医師とのコミュニケーションの架け橋となり、また患者さん同士の経験を共有し励ましあうことができるようなコミュニティを提供します。医師も「GPPひろば™」アプリを用いることにより患者さんへの理解を深め、より患者さんに寄り添った治療を提供できることが期待されます。
◇患者さん側でできること
◇医療機関側でできること
●ご利用の開始、検討について
患者さんでご利用を検討している方
医療機関でご利用を検討している方
インテグリティ・ヘルスケアの提供するePRO/PSPソリューションについての詳しい情報は、以下の特設ページにて公開しております。
https://ph.yadoc.jp/
【会社概要】
社名 |
: |
株式会社インテグリティ・ヘルスケア |
設立 |
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2009年10月 |
代表者 |
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代表取締役会長 武藤 真祐、代表取締役社長 園田 愛 |
事業内容 |
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テクノロジーを活用した疾患管理システム・オンライン診療システムの提供 |
所在地 |
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東京都中央区日本橋蛎殻町一丁目27番5号YAMATO B.L.D |
URL |
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株式会社インテグリティ・ヘルスケアは、人とテクノロジーの融合で、医療の未来をつくることを目指したメディカルテック企業です。ICTの先端技術と医療ノウハウを組み合わせ、医師と患者の双方向のコミュニケーションを深めながら一層の診療の質の向上に寄与する、疾患管理システム YaDoc、オンライン診療システム YaDoc Quick、PHR管理システム Smart One Healthの開発を進めています。