株式会社インテグリティ・ヘルスケア(本社:東京都中央区、代表取締役会長:武藤 真祐、代表取締役社長:園田 愛、以下「インテグリティ・ヘルスケア」)は、国内最大手のケーブルテレビ事業・番組供給事業統括運営会社の株式会社ジュピターテレコム(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井村 公彦、以下「J:COM」)と連携して、テレビを活用したオンライン診療ならびに遠隔服薬指導の実証実験を、医療法人貝塚病院とココカラファイン薬局奈多店(ともに福岡県福岡市)の協力のもと、9月から実施します。なお、本実証実験は、福岡市、九州大学、独立行政法人都市再生機構、福岡地域戦略推進協議会で構成されるコンソーシアムが主催する「Smart East PoC Program」に採択されたものです。
本実証実験では、慢性疾患を抱える60代~90代の患者様を対象として、J:COMが開発するオンライン診療アプリと、インテグリティ・ヘルスケアが提供するオンラインの疾患管理システム「YaDoc(ヤードック)」をシステム連携することで、患者様宅のテレビ画面上でビデオ通話による診察や服薬指導を行います。
オンライン診療は、2018 年 3 月に厚生労働省が公表した「オンライン診療の適切な実施に関する指針」や 2018 年 4 月の診療報酬の新設により、地域に根差した持続可能な医療に寄与し、在宅医療の補完手段として期待が高まっています。
しかしながら、在宅医療の領域では、高齢者やその家族が携帯端末を所有していないことも少なくありません。また、慣れない端末を操作するには、ご家族、または、病院スタッフなどのサポートが必要となります。日常、使い慣れたテレビ画面で、オンライン診療ができるようになれば、患者様およびご家族の負担を軽減できる可能性があります。
本実証実験を通じ、インテグリティ・ヘルスケアは「YaDoc」を導入する皆様の利便性をより一層高めるべく提供サービスの充実を図るとともに、日本の医療の質向上に貢献して参ります。
詳細はこちらからご確認ください。
【PressRelease】テレビを活用したオンライン診療の実証実験を開始~国内最大手ケーブルテレビ事業者JCOMと連携~